2009.7.28

社長の日食レポート。

皆様お久しぶりです!渡部です。


7/22より三泊四日の日程でロシア客船「ルーシー号」

で今世紀最大の
皆既日食を追うLSDツアーに参加してきました。http://www.sunmoonfes.net/
「パーティーに必要なのはカメラマンよりホフマンだ!」(マガリスギ氏談)
っという言葉を真に受けて写真は少ないです。(笑)

飛行機で福岡入りし、ロシア客船に乗り込み三泊四日のロシア料理と
ダンスミュージック浸けの夢?のような旅です。(笑)

まぁ~結果から言ってしまえば皆さんも知っての通り皆既日食の象徴である
「ダイヤモンドリング」はトカラ列島沖では見る事は出来ませんでした。
しかし太平洋の真ん中で体感する日食は想像を絶する物でした。

まずは普通に曇りの状態のデッキ。

遮るものが何も無い船の最上部のデッキで遠くの方から暗い影の部分が
浸食してきて「おおおぉぉぉ~~!」なんて思っていると徐々に暗くなります。

まだ遠くの方では空の明るい部分が見えますが手元は真っ暗でまるで夜の状態。
天変地異や世界の終わりを肌で感じる瞬間。「ヤベ~」「うわぁ~」とかそんな
言葉しか出てこない状態。

そして写真では伝わりませんがこの暗い状態になったとたんに冷たい突風が
ビュンビュン吹き荒れます!思わず長袖を羽織ってしまった位に寒い!

数分後、漆黒の暗闇からスゥ~~~~っと黒みが消えて行き、グレーな世界に戻ります。

そしてグレーの世界が明け、普通の明るさに戻ったとたんに土砂降りの雨、、、、、。
日食の冷たい空気の流れに雨雲が引き寄せられてきたようです。

今回の日食は水平線に囲まれた海の上で体験する事ができ、陸地で見る物とは随分違った物だと思います。
日食の象徴とも言えるダイアモンドリングを見る事は出来ませんでしたが、日食眼鏡と太陽に捕われる事無く
肌で日食を十分に感じる事が出来ました。(負け惜しみじゃないよ~~~W)

最終日、福岡に向かう船では奇麗なサンセットが見れました。遅いっちゅ~~の!(笑)

何処にも降りずに船の中での三泊四日の生活は、合宿を思わせる素敵な空間でした。
ボアダムスの祈りを連想させるシャーマニックな演奏や、船内での各種イベント、
揺れながら踊るお客、マンゴスチンクルー、塩気の無いロシア料理、
お客同士のトライブ感、飲み続けた芋焼酎、外国籍と痛感させられる船の内装、
英語を全く理解してくれないロシア人(当たり前)、、、、どれも思いで深い物ばかり。

そして未だに揺れ続けている頭の中は今でも酔い止めが欲しいくらいです。(本当)
まぁ~そんな感じで一足お先に夏休みを満喫してきました。

さて、次はどんなパーティーに行こうかな???

では~!